*。俺様な吸血鬼。*



~文化祭当日~


ついにこの日がやってきました;;

「ハァ。ホントにこの格好しなくちゃいけないの?」

「当たり前。」

「気が重い。」

「何言ってんの?似合ってるから大丈夫だって。」

「似合ってるって言うのは柚那見たいな事を言うんだよ。」

「はいはい。分かった、もういいからとにかく麗李は
接客頑張ってね?」

「…はぁい。」

しぶしぶ了承してあのメイド服に着替えることにした。

(なんか、だんだんパワーアップしてきてないかな?柚那。)



「準備できたか?」

「あ、うん。」

月も着替え終わって私に聞いてきた。

「じゃあ、いくぞ。」

「うん。」

「なるべく触らせんなよ。」

「うん。」

「なんかあったら絶対呼べ。」

「分かったって。そんなに心配しなくても大丈夫だから。」