KIZUー記憶―


和樹を受け入れなくて
後悔を沢山した。


だけど気持ちの半分は
あの時の恐怖がある。


どんなに忘れようとしても
やっぱり怖いんだ。


今まで見たことのなかった
和樹の顔。


嫌だと言っても
無言のままの和樹の顔。


すごい力で押し付けられた感覚。



今も脳裏に焼きついて
忘れられない・・・