執事様とお嬢様




「これからどうする?」


「どうするもなにも、家帰って留学の準備するしかねぇだろ。」


「…そっか…そうだよね……。」


「…ほんとにいいんだな?自分を犠牲にしても…」


「……うん……もう、諦めなくちゃ…。」


「…。」








本当は諦めたくなんかない…



累のことが好きで、好きでしょうがないのに愁斗と婚約なんて考えられない……。




ましてや、留学なんて……