執事様とお嬢様

「にしても、寝顔、可愛い……。」




俺は、小さい声で言ってしまった。






やば…今の聞こえてないよな?



「スー……。」



大丈夫か。







「…おい!!!起きろ!!!じかんねぇぞ!!!!」

「んあ??……!!!今、何時!?!?!?」

「7時50分だ!!!さっさと用意しろ!!」

「な、なんでもっと早く起こしてくれなかったの!?!?」

「阿呆!!1時間前から起こしてたわ!!!」

「嘘ーーー!!!ッテか、制服どこ!?!?」

「クローゼットの中!!」

「わかった!って、てか、さっさと出てけ!!」

「へいへい!」