執事様とお嬢様









「…………っえ………?」





俺は即座に声が出なかった。





少し、連絡を取っていなかっただけでこんなに病状が悪化しているなんて思わなかった。








…ぐい。





「…累…?」




俺は自然と亜矢芽を抱きしめていた。






「…亜矢芽…泣くな。…俺が…俺が守ってやるから…。」




すると亜矢芽は安心したように、





「…うん…うん…。」




と、声を漏らした。










…俺のこのときの選択が美姫を傷つけることになるなんて…


夢にもおもっていなかった………