執事様とお嬢様




「…お父様……お母様の容態は……?」




あたしがそう言うとお父様の手が一瞬とまった。




「……美姫…支度が終わったらすぐに私のところに来なさい。」




それだけ言うとお父様は席を立ってダイニングを出て行った。




あたしはお父様の急な行動についていけずただポカンとしているだけだった。