これが、あたしが2人と仲直りできる最後のチャンスだと思う。 もう逃げられない。 翔くんに謝って、陽ちゃんにも謝って、それでも仲直りできないかもしれないけれど。 そうだとしても、あたしは謝らないといけない。 だいすきな、大切な2人を傷つけたんだから。 「陽ちゃん!…翔くん…!」