土曜日に恋










「で、お兄ちゃん!晩ごはんどうする?」








自然に話題を変えてくれた陽ちゃん。








「ん〜。俺、なんか買ってくるわ!食べたいものある?」









「特にないからなんでもいいよ!ありがと!」









翔くんが部屋を出ようとしたそのとき…。








ヴ〜ヴ〜ヴ〜…







あたしの携帯が鳴ってしまった。