陽ちゃんはあたしの考えをわかってくれた。




「そっか…。



亜衣ちゃんえらいね。



すきなひとの幸せを1番に考えてる。



陽、いっつも自分が1番だから…。



そんな風に考えられなくて。



すきなひとの幸せなんて後回しだった。



でも、亜衣ちゃん。



お兄ちゃんとは仲直りして?




前みたいに3人で遊んだりしたいし。




それに、これから何があるかわかんない。




もしかしたら、お兄ちゃんが彼女と別れるかもしれない。




だから、これからの予定決めとこ!」