リビングの向こうでは、顔を真っ赤にして抱き合っている陽ちゃんとお母さん。 そんな2人の前で、「静かに!」と注意するさっちゃん。 一体何が起こったのだろう? 「何かあった?」 そう言いながら、翔くんはさりげなくあたしの肩に手を置いたので、あたしの心臓が跳ね上がった。