その優しい笑顔のおかげで、すっと緊張が解けていくのを感じる。 「あのね…」 あたしが口を開いたその矢先。 「「えーーーーーーーーーーーーっ!」」 陽ちゃんとお母さんの悲鳴にも叫び声が家中に響いた。 あたしと翔くんはすぐにリビングに向かう。