「何がおかしいの!? っていうか、なんであたしが翔くんのことすきって知ってるの?」 翔くんに聞こえないように小さい声で言う。 その質問には、さっちゃんが答えた。 「日曜日の夜中に電話があったのよ〜」 さっちゃんもうっすらと笑みを浮かべている。 陽ちゃんは、あたしと同じようにぽかんとしている。