ハッとして口を抑えるあたしを見て、陽ちゃんはニヤニヤしている。 「そういえば亜衣ちゃん。そのネックレスどうしたの〜? 確か…この前のの日曜日の朝から着いてたような…。勘違いかな〜?」 あたしは、口から手を離し、ネックレスを隠した。 別に隠すことでも無いんだけど…。 そういえば…陽ちゃんにまだ言ってなかったんだっけ…このネックレスのこと。