土曜日に恋








「お店、女の子ばっかりで恥ずかしかったでしょ?






わざわざありがとう。」






あたしは、嬉しすぎてそれしか言うことができなかった。






自然と涙が溢れてきた。






「本当おまえ泣き過ぎだから〜。





なんでこんな泣き虫になったんだよ〜?」





笑いながら翔くんは、あたしの手からネックレスを取った。