「俺が何か見落としてても、亜衣が代わりに見て教えてくれるだろ? だから大丈夫。 頼りにしてるから、亜衣のこと。 あ、今日は泊まって行けよ。 陽もその方が喜ぶだろうし。な?」 そう言ってにっこり笑う翔くん。 あたしはすぐに下を向いた。 かっこよすぎて凝視できないよー!!! 翔くんのこと、今日だけで今までの何倍も何倍もすきになっていってる。 “すき”って限界がないものなのかな。