土曜日に恋









「俺が何か見落としてても、亜衣が代わりに見て教えてくれるだろ?







だから大丈夫。






頼りにしてるから、亜衣のこと。






あ、今日は泊まって行けよ。






陽もその方が喜ぶだろうし。な?」






そう言ってにっこり笑う翔くん。







あたしはすぐに下を向いた。







かっこよすぎて凝視できないよー!!!







翔くんのこと、今日だけで今までの何倍も何倍もすきになっていってる。







“すき”って限界がないものなのかな。