土曜日に恋








ー…しばらくして、翔くんが車を停めた。







「亜衣、こっち向いて」






あたしは、涙でぐしゃぐしゃになった顔を翔くんの方に向けた。






翔くんは、あたしの涙を拭ってくれた。






急に翔くんがあたしのほっぺに触ったから、あたしの体は大きく動いた。






翔くんは、そんなあたしを少し笑って、「見える?俺の窓からの景色。」って言いながら外に目をやった。