土曜日に恋



そのとき、あたしは翔くんへの思いを確信した。



…これが恋?



そうだ!これは恋なんだ!



この気持ち、翔くんに今すぐ言いたい!



「翔くん違う!だってあたし翔くんのことすきだもん!」



言った瞬間、翔くんはちょっと笑った。


「そんなの知ってるよ。俺も亜衣のことすきだよ。」