「弱気だと試合になんか出してもらえねぇーぞっ!?」


わかってるけど…

まだ1年だし。

悩むじゃぁ~ん




「あっ…なぁ、これなんだよ??」


「なにがぁ??」


佳紀が持ってるのは1枚の写真。



「あぁ、それは…」


恥ずかしながら俺の今までのアルバムですね。



「男のくせになにアルバムつくってんだよ…」


「だって思い出は大切にしなきゃだろ??」


「そーだけど
……これって誰??」

「それは保育所の時の写真でしょ??」


「それはわかるから。
そーじゃなくて、この俺と尚紀の真ん中にいる奴。」



ん~???

可愛い女の子が笑顔で写っていてその両端に俺らいた。


「ホントだ…誰だ??」

「アルバムに書いてねぇーのかよ??」


「そこまで書かないから!!」






「それって、お前らの初恋の人じゃねぇ??」




この声は…