「…あいつらは??」

「ちょっと用事があるみたいで遅れるそーです♪」

「そっか。」




俺らが4人にキレていた時…



「もしかして…バレた??」


影でバレたことに恐れてるもう1人の存在に気づくわけが…




「ないとでも思ったんですか??」


「えっ??」

「伊吹は天然だからなくなったものに気づいてないみたいだけどたくさん捨ててくれたみたですね??」


「4人が全部教えてくれましたよ。」


「…あの馬鹿。」




俺らの帰りが早いことにも驚いたと思うけど…


莉緒ちゃん達はきっと別の意味でも驚いてるはず。



「ちょっと佳紀、なに言ってんの!?」


「うっせーなぁー」


「全部…裏で指示してたんでしょ??」


「…―っ」






「……―荻野先輩。」