可愛い姫と池田兄弟




「どうしたんだよ?」


「まぁまぁ、一列に並んで下さいよ!」



1人の先輩の前に2、3人が並び…



「お疲れ様でしたっ!!」



大輝先輩の声と共に、それぞれの先輩に花束と、色紙を渡した。



「荻野先輩、短い間でしたが、ありがとうございました!」


「ありがとうございましたっ」


「美里ちゃん、莉緒ちゃん…」



良かった…

喜んでもらえてっ//



あっ…


私はみんなが、感動してる中、1番端に居る…結月先輩を見た。



「………///」



尚紀君と佳紀君、大輝先輩から花束をもらっていて…


いつもより、どこか柔らかい表情で、話していた。



良かった…

結月先輩も嬉しそう。



「莉緒ちゃん…」

「……はい?」


そっと
荻野先輩に耳打ちされた…





「頑張ってね!……結月♪」



「えっぇぇぇっ////!!」




なっ…ななっ…なんでっ…///



「応援してるからね!」