「………はぁ…」
「酷くねぇ!?」
「まぁ…頑張れ」
「他人事〜」
「いや、他人事だし?」
………クスッ…
先輩達、なんか話してる。
聞こえないけどなんか楽しそうだなぁ…
これから闘い合う人達には見えない。
そうこうしてる間に…
試合は始まった。
まじまじ見るとなんかすごい!!
見てると燃えるかも!
あっ!
カットされちゃった…
あぁぁーっ!
先制点を取ったのは光汰先輩がいる高校。
「莉緒っ」
いつの間にか美里ちゃんの手は私の裾をしっかり握っていた。
「…あ゙っ!……おぉっ!……あぁぁぁ〜っ!!!」
見てなくても試合状況が美里ちゃんの反応で理解出来ちゃう…
「あ!結月先輩!」
ドリブルをつきながら指示をしてるその姿は練習の時とは違ってすごくかっこいい…///
あっ!!
先輩から放たれたシュートは綺麗にゴールに入った。
その1つ1つの行動が無駄がなくて見てても飽きなかった。
―…ピ―――
ブザーが鳴り、1クオーターは終わった…


