可愛い姫と池田兄弟




「はっ?してねぇよ…」

「い゙っ!?」

「―!?」



さっき、ちょっと離れた所に行ったから聞こえてないのかと思った…


結月先輩は意外にも地獄耳なんですね…



「お前なんかと一緒にすんな」


「なにそれっ!?酷くねぇ!?」

「うっせー」



「あぁぁ〜…始まったね、結兄と大兄の喧嘩も…」



えっ?


急に横から声がしたから、振り向くと…飽きれた顔をした、尚紀君がいた。


私が振り向いたのに気づくと、優しい笑顔を向けてくれて…



「おはよ、伊吹さん!!」

「うっうん、おはよう」


「……///」



ん??
なんだろぉ?
視線が気になる…


……じっと見られるとなんか、恥ずかしいです///



「どっどうかしたの??」

「えっ!?
いや!!なんでもないっ///」



なんだろ??

まさかっ!!!
寝癖あったのかなっ!?

ん〜……ないよねぇ??

どうしたんだろ?



「こら〜喧嘩はやめろー

ほら!さっさとバス乗って、会場に向かうぞっ」



顧問の石田先生の指示で、みんながバスに乗った。