とにかく苦しくなった

きつくて

すげー痛くて



男なのにまじ泣きしそうなぐらいだし…



はぁー………



俺って……かっこ悪っ。



全然練習に集中できねぇ…


ダサすぎだし




「佳紀?」

「あ、ごめん…」

「大丈夫か??」




………なぁ……尚紀、


もしお前に伊吹が告ることを言ったらお前はどんな顔する??



…ぷっ………ぜってぇー


涙目になるな。




「ん??
何笑ってんの??
キモいし!」


誰がキモいだ!この馬鹿っ!!


「キモいのは尚紀だろー」

「なんで俺!?」

「なんとなく?」


「意味わからん!
そーやってダラダラしてると怒られるぞっ!!」



いや…
もう俺、微妙に怒られるし。

………お前に。




「早くしろよな!」

「はいはい。」



今の俺の気持ちも知らないで…


命令するなんてさー

酷い…。



「その目はなっなに…」

「いや?
ただ尚紀を見てるだけ。」




「やっぱキモい…」






小声で言ってるみたいだけど聞こえてんだよっ!!!