だとしたら…あの行動はどうゆう意味なんでしょうか…
「…―ちゃ〜ん?」
別にいつも通りの行動だったんでしょうか…?
「…り……ちゃん?」
でも、そうだったとしても私にとっては―…
「おぃっ!!」
「えっ!?はいっ!!」
びっくりしたぁ〜…
急に大きな声でこんな真ん前に居られると……
「莉緒ちゃん、ここは右?左?どっち行けばいいの?」
「あっ、左ですっ…」
「了解!」
今度は爽やか笑顔を向けた大輝先輩が前を歩きだした。
そして……
なぜか後ろには結月先輩。
「あの…」
「何。」
「ボーっとしてて…すみませんでした。」
「別に。」
「でもっ…」
「謝る必要ないし。」
いいえ…
必要あると思います。
だって……
目が怒ってます。
「……すみません」
「だから…」
「目がっ…」
「目?」
「怒ってます…」
「……前にも言ったけど、こうゆう目つきだから。」
そうゆう目つきだから…仕方ないんですか?
違いますよ…
無表情なんです。
だからきっと…
私みたいに怒ってるんじゃないかって勘違いする人だって多くなっちゃいますよ…