すぅ―・・・

と黒い光が消えた

「ここ何処だよ健太!」

「原野君、なにこれ?」

・・・

「だから来るなって言ったのに」

暗い闇が無限に広がる

そしてろうそくで道が一本照らされている

吸い込まれそうな闇・・・

「ねぇ・・・健太これ何??」

北原が指差している先を見ると

木の看板に

血でこう書かれていた



『覚めることの無い指探しをあなたに・・・』

「原野君アレって・・・」

新橋が指差した先には

先生が居た

そして新橋は

「先生!」

と叫んだ

先生は振り向かない










『残念・・・うふふふ』

「しまった!」

指探しの約束②

の法則によって新橋の

新橋の首が・・・

僕はとっさに北原の

目をふさぎ

僕も目を硬くつぶった

「いやぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁあ」