「な…なんですと!!」
「これで私どもの事をご理解いただけたかと…神であるルシファー様に逆らう人間ですから…私が直接ここに派遣されたのですよ。」

[聞こえるか!!殿橋警部と話している今しかチャンスはない!!いくぞ!!]

トランシーバーから巧の声が聞こえて、俺達は直ぐに唱詠にはいった。

『この地に眠りし4つの大いなる力よ…邪悪なる者の心、その力にて具現化せよ!!
光を司りし時の女神の名において汝に我ら裁きの光を与えん!!』

「話をしてる間に、現れたようですわね…そこに隠れていても無駄ですわよ…出てきたらいかが?」

くそ…向こうに感ず付かれてる…でも引くか!!

「「「「食らえ!!エレメンタルアロー!!!」」」」

俺達が同時に放った矢はそのメルヴィスってヤツに飛んで行った…

「出てくる気はないようですわね…
ならば引きずり出してあげましょう…
『猛き波の使者よ…怒りと共に荒れ狂い悪を飲み込め』
タイダルウェーブ!!!!」