「ねぇ…君の名前海月って言うんだよね…なんでメルヴィスはレインって呼んでるわけ?」
「この方は人間世界では海月・ディーヴァという名前ですが…本来のお姿は光を司る時の女神…レイン・ジャスティスなんです…」
「め…女神…」
「ティア…関係ない人間に余計な事を言うな…」
「俺達ここにいる時点で既に関係あるんじゃないの?」
「その手枷で力を完全に封じ込められるようではせいぜい最下級堕天使達に通用する程度だぞ…
四天王であるメルヴィス、イルヴァーナ、シルヴィーナ、エイヴェルとその部下には手も足も出ないだろう…」
「何!!!」
「まて直哉…確かに俺たちあのメルヴィスって女相手に手も足も出なかったんだから…」
「最も、そなた等がやる気なら、我が力を与える事も可能だがな…」
「レイン様!!」
「ティア…この4人…やられっぱなしで引くと思うか?」
「思いませんけど…」
「じゃあ、4人に問おう…ここから脱出して人間世界を守る気はあるか?」

海月は俺達に聞いてきた…でもなんでこんなに喋り方偉そうなんだろう…
やっぱり神だからか?

「聞くまでもないさ…俺達の世界は俺達で守る!!!」
「そう!!このままやられっぱなしじゃ納得いかないもんね。」
「俺も…」
「力があるなら欲しい!!」
「たとえ、どんな事になろうと…か…」
「「「「あぁ」」」」