暫くして俺は目を覚ました…

「大丈夫ですか?」

俺達の目に映ったのはピンクの髪の天使とプラチナブロンドの女の子…というかミニスカポリス?
それに心配そうに俺を見てた巧たち…

「君達は…」
「我の名は海月・ディーヴァ…この娘は我の守護天使のティア・バリエルだ…」
「しゅ…守護天使?」
「そなた達はかなりの重症でここに連れてこられた…悪いが記憶を見させてもらった…」
「オヤジ達は…」
「安心しろ…念写で確認したらそっちの少年が重症を負った際に呼んでた救急車に助けられて今は入院中だ…」
「助かったんだな…」
「最も、人間世界では大騒ぎになってるがな…」
「人間世界?」
「ここは堕天使達の世界ヘルヴィム…」
「そういえば…あのメルヴィスって女の口から聞いたな…ヘルヴィムへ連行しろって…」

その後、海月って少女は色々教えてくれた…
俺達が捕まってから既に3日が経っているらしい…
最も、巧と義和は重症を負っていなかったから直ぐに目を覚ましたらしいが…
俺と輝樹が回復後なかなか目を覚まさなかったって…
でも海月の事は何も教えてくれなかった…