「莉緒、家まで送るよ
帰りに社長のとこに行って相談してくる」

王子はベッドから離れると、ジャケットを羽織った

「え?」

「善は急げ!
莉緒とずっと一緒にいられるかと思ったら、じっとしていられない」

私は思わず噴き出して笑った

「無理はしないで
今度は王子と別れるなんて嫌だから…」

「わかってるよ」

私は立ち上がると、王子をキスをした

王子の手が私の腰を掴む

今日はたくさん、王子とキスをした