「二人がぁ、別れてくれればいいのぉ。 そして、あたしと付き合ってくれればぁ」 亜姫と・・・別れる・・・?? 俺は土井を見た。 土井は、余裕の笑みで、笑っていた。 これが自分より年下だなんて、信じられない。 「・・・知ってるぅ??せんせ」 「何を・・・だ??」 「亜姫を虐めてた首謀者・・・あたしなんだよぉ」 俺は、目を見開いた。 そういえば、朝、亜姫は土井を恐がっていた。