「うん♪一年の二学期の初めごろまではぁ・・・ねっ?亜姫」 亜姫が頷いた。 「じゃぁねん♪そろそろ教室戻らなきゃっ」 土井はそう言い残すと、さっさと教室まで上がっていった。 亜姫は、俺の隣で固まっていた。 動けないらしい。 「・・・大丈夫か、お前?? 俺、一時間目授業ないし。 あれだったら、保健室付き合ってやるけど」 「い・・・いいの」