生徒会長とゆかいな仲間達

哲はそういいながら、笑っていた。
哲はツレより、ちょっと早めに歩いた。
「ま、いつまで生徒会長が黙ってるかな♪」
ツレはそういって哲の後を追いかける。


−次の日−
「遅い!!!」
雄大が登校した瞬間、美宇宙が怒鳴った。
そう。今は6時10分。雄大は遅刻したのだ。
美宇宙はまるで空から雨ではなく、おじさんが降ってきたかのごとくキレていた。
「んなにカリカリすんなって。まだ10分だろ!?」
「その小さい脳みそ頭ん中でぐちゃぐちゃに混ぜてやろうか!!?」
美宇宙は相当キレているようで、雄大の言うことに耳をかたむけようともしない。

は!?
なんでコイツキレてんだよ!!?
わけわかんねぇ!?

雄大は美宇宙がキレている理由が分からなくて、放心状態になった。
「とにかく遅刻は遅刻だ。よってお前は校門の前で募金活動をするがいい!!」
「罰ゲームか!!!あ!?」