「くそっ。なんで私がここにいなければならないですぅ……。」
「じゃぁ失せろ。俺もてめぇだけはいねぇ方がいい。」
「会長の命令ですぅ。誰が好きこのんで貴様のような下等生物の近くにいるですかぁ……。」
「いつか絞め殺す。」
「返り討ちですぅ。」
細田の隣にはおなじみの伊吹がいた。
雄大と伊吹の争いを防ごうとする細田だが、あっさり蹴散らされてしまう。
最近では諦め気味らしい。
「そういや、和来と会長はどこ行ったの?」
まだ雄大のほっぺをつっつきながら隆が言った。
「二人は校長に呼ばれたです。一人じゃないから安心ってことで別行動してるです。」
「そうだったねぇ。戸塚って護衛なんで「細田、いい加減だまれ!!」」