もしや………。
これに何か毒物が!?

そういう怪しい気持ちでドリンクを眺めていると、
「大丈夫。それさっき購買で買ったのだから。」
隆が表情を変えずに言った。
「おっおう。」
ちょうど喉が渇いていた雄大は、ドリンクを開けて飲んだ。

バタッ!


コイツ………ドリンクに何か仕込ん……だな…。

雄大はその場で爆睡。
隆はそれを見て、笑うこともなく、無表情でこういった。
「マジで効くんだ。この睡眠薬。」

コイツ…。
俺を実験台にしやがった!?
もう………マジ勘弁…。

そして雄大は深い眠りについた。