ありえないことが起こった。 今日は休日。 休日=結菜と過ごす という方程式は、崩された。 愛しい結菜の発言で。 夜、なにを言うかと思ったら、 「明日友達と遊園地へ行く」 だった。 一時停止する頭。 「お兄ちゃん?いいよね??」 やっと我に返った俺は無意識に 「いいよ」 そう言っていた。 パァ、と笑顔になる結菜。 後悔もしたが、結菜が喜ぶならそれでよかった。 次の朝。 「いいてきます!」 元気よく家を出た結菜。 その5分くらいあとに、俺も家を出た。 もちろん、結菜のあとをつけるため。