案の定、誠一は慌てて、 「絶対、嫌いになんかなりませんよ!ですから安心して言ってください!」 愛美は涙をためた眼で誠一を見つめ、黙ってうなずいた。 「実は…私、男の人が怖くてたまらないの」 「どうしてですか?」 「…実は、私、レイプされたんです」 「え?!」 「その時のことを考えると、今でも眠れなくて」