「―あの、ジョーは仕事何してるの?」 「あ、僕!路上で似顔絵描いて売ってるんだ!そうだ!これ、お姉さんに!」 「…あ、ありがとう…」 多分、上手いとは思うが、脚色しすぎて似ていない。というか、良くわからない。 「…売れてる?」 「いや~これが全然!」 (そうだろうね…) 「まずは、愛美にジョーの想いを分かってもらわなきゃ。それには安定した職を持つこと!」 「仕事かあ…出来るかな」