「信じらんない!こんな男、勝手に家に入れるなんて。お姉ちゃん、林さんに愛想つかれておかしくなったんじゃない?」 さすがに優香は頭にきて、 「ここは私の家よ!愛美にどうこう言われる筋合いは無いわ!」 「…お姉ちゃん、まさかこいつのこと、好きなの?」 「何でそうなるのよ?!」 「まあ二人とも、僕のことでそんなにもめないで、ね?」 「あんたは黙ってて!」 二人に言われてジョーは口をつぐんだ。