「換気して!窓開けて!」

「何なのこの煙~?やだ、どうしたらいいの?」

「火を止めて!何よこれ?何作ったの?!」

「ハンバーグ、作ろうと思って…でも少し失敗しちゃったみたい」

これのどこが少し?
黒焦げの得体の知らない物体が並んでいた。

「作れないのに、無理するからよ、何でこんなことしたの?」

「だって好きだったでしょう?お姉ちゃん。喜んで欲しくて」