「も~、上手くいってるんでしょ?また消極的になってるの?」 「別に、違うわよ。ただ、どうしても二人とも仕事第一に考えてしまうのよね」 「も~しっかりしてよ?!お姉ちゃん、絶対幸せになって欲しいんだから」 「うん、分かってる。ありがとう」 姉には心から感謝している。ここまで来れたのは、姉のおかげだから。 「お姉ちゃん」 「何?」 「また、困ったら頼りに行っていい?」