「―へえ!やるじゃん、お姉ちゃん!」

優香から同じ会社の社長(社員は4人のみ)とのことを聞き、愛美はほっとした。

結局自分が原因で智一と仕事も失ってしまったことにずっと責任を感じていた。

でも、今の優香は以前とは比べられられないくらい活き活きしていて、幸せそうだった。

「いいな~!ノロケ話!私もしたい!」

「ついこの間までしてたじゃない?医者の彼氏のノロケ話」

「そうだっけ?」

優香はあきれ顔で愛美を見た。