【短】さ く ら Ⅰ~あなたのことが好きすぎて~



少し、期待してたんだ。
追いかけてきてくれるんじゃないかって。
なのに、その期待はまんまと外れて駅まで着いてしまった。
ケータイに連絡もない。
電車が来るまであと30分もある。
ホームのベンチに座って、さっきから妙に痛い足を見ることにした。


「うっそ………。」


靴を脱いでみると足は血まみれだった。
ストッキングが破けてる。
肉じゃがのお皿の破片を踏んだんだ。
痛いのはそこだけじゃなくて、足のすねあたりもジンジンする。
これは火傷。



















「なにやってるんだろ、あたし。」


涙がボロボロと溢れてきて止まらなくなった。