「陽介くんと早く別れてよ。あなたなんかに陽介くんはもったいない!」 「なんでそんなこと言われなきゃいけないのよ!」 あたしは近くにあった水のはいったコップを掴んで、思いっきり雪村さんにかけた。 「つめた……何すんのよっ!」 ゙ガチャ゙ 「ただいま―って……何、これ…………どういうこと?」 陽介は驚いた顔をしていた。 「陽介く―ん……。」 え? さっきまでの鬼の形相とはまるで違って、バイト先でみたような可愛らしい雰囲気を醸し出しながら、雪村さんは泣いていた。