次の日。


私は、また隆斗君とデート。


最初は予定してなかったけど、


隆斗君がしたいと言った。


今回は、遊園地。


私もついテンションが上がる。


「ね、ね!どれにする?早くー!」


「華音はせっかちだなあ」


「遊園地が好きなだけだもん!」


「じゃあ、恐怖系にしよー」


「行こう行こう!!」


隆斗君と手を繋ぎながら、
ジェットコースターへと向かった。


─ガタン、ガタン…


ジェットコースターが少しずつ、
上がっていく。


「やっぱりこえ~よ~やめよ~ぜ~」


「隆斗君って結構駄目なんだね…」


「あ~も~」


隆斗君は駄々をこねている。