アガサのお茶会

ふと部屋を見渡す。


「わっ……綺麗……」


それは風景写真だった。


夕焼け、虹、朝日。


色々な風景が撮られていた。


「ねぇ、隆斗君、これ誰が撮ったの?」


「あぁ、それは修斗だよ」


「へえ~」


へえ、なんて言ったけれど、本当は
動揺していた。


何でこんなにも動揺しているのかは、
私にも分からなかった。


でも、


あんな奴にしては綺麗だな。


と、関心した。