アガサのお茶会

約束の午前10時。


私は、白のロンTを着て、
○○公園へと向かった。


隆斗君は、もう来ていた。


「ごめんね!遅れちゃった」

「大丈夫だよ。行こう」


そう言うと隆斗君は手を差し伸べた。


私はつい顔が赤くなる。


「え、えっ……はい…」


勝手に自分で納得すると、私達は
手を繋いだ。


この手は、もう離したくない。


そう心の中で願った。