あたしがこの異様な感情に気がついたのは小学5年生だった。 ───── ────── 「ねぇねぇここちゃん。 好きな人とかいないの??」 『……好きな…ひと…?』 「そう!!好きな人!! あたしね、2組の石田君のこと好きになっちゃった///」