翌朝、俺は病室で真由美が起きるのを待った。数時間後、真由美はゆっくりと目を開けた。俺はすぐ先生を呼んだ。なんとか後遺症も残っていない様だった。ただ、真由美は突然の出来事のショックと恐怖で声が出なくなっていた。俺にとってもそれは、凄いショックだった。