泣きながら帰った。 これから おこる出来事が 怖くて 怖くて 仕方なかった…… 「ただいま……」 家に入ったものの なんの返事もなかった。 家の中は真っ暗で…… リビングに入ると お母さんが 涙目で座っていた。 「お母さん……?」 私がよびかけると ゆっくり顔をあげた。 「優月… あんた…ふざけないでよ…」