何分くらい
経っただろうか……

握りしめていた
携帯がピカピカ
光っている。

「よし……」

私は携帯を
ゆっくり開いた。



『優月の気持ち
確かめたかったんだ……』


え……?
私の気持ち……?

先生からの返信をみて
ますます頭が
混乱していく……

私は先生のこと好き。
だけどそれはもちろん
教師としてだ。

ん……?

それじゃあなんで
こんなにも
ドキドキしてるんだろう。